あれ？猫がいない！飼い猫が家出したときの探し方

ずっと室内で飼っている猫は外の世界に興味深々。玄関や窓を開け放しておくと、あっという間に外に飛び出してしまうことがあります。

すぐに気付いて連れ戻すことができればよいのですが、万が一姿が見えなくなってしまったらすぐに探しに行きましょう。その際は猫の習性を知っておくと良いです。

家出猫の探し方①　まずは探しに行く準備

下記のものを用意しましょう。

・お気に入りのおもちゃ。音のなるものが望ましい

・普段使っている食器・キャットフードの袋

・大好きなおやつ

・懐中電灯

猫は耳の良い生き物です。好きなおもちゃの音に反応します。普段使っている食器の音にも敏感で、爪ではじくなどして軽く音を立ててあげれば、食事の時間だと思って出てくるかもしれません。キャットフードの入っている袋のカサカサ音には間違いなく反応するはずです。

また、飼い猫は外に出た途端にいろいろなことに驚いて警戒心が強くなっています。せっかく見つけてもこちらから近づいていくと驚いて逃げることが多いので、大好きなおやつで釣って向こうから近づいてくるようにしましょう。

懐中電灯は昼間でも必須。驚くほど狭い物陰や暗い場所に隠れていることがあります。

家出猫の探し方②　自宅周辺を徹底的に探す

犬と違い猫は「家につく」と言われる生き物です。縄張り意識が強いので遠出をする可能性は非常に低いです。大抵は家の周辺をウロウロしていたり、物陰に隠れてじっとしていたりします。あわてて近所を走り回るのではなく、家の周辺の植え込みや建物の影などを根気よくチェックしましょう。

具体的には、自宅から半径100～200mの範囲内にいることがほとんどです。

探している最中に、食器やおもちゃ、キャットフードの袋の音を鳴らすのを忘れずに。

家出猫の探し方③　見つけてもいきなり駆け寄らない

先ほども述べましたが、家出猫は警戒心が強くなっている状態です。

たとえ飼い主であっても、急に近づくと大抵は驚いて逃げます。おやつを見せながら体勢を低くしてじっと待ちましょう。見つめると余計緊張させてしまうので、知らん顔をしているといいかもしれません。手の届く範囲まで近づいてきたら、すばやくゲット！です。

家出猫の探し方④　どうしても見つからない場合は自宅待機

自宅周辺をいくら探しても見つからない場合は、一旦自宅に戻って窓や玄関を開けておきましょう。おやつを置いておくと効果的。そのうちお腹が空いて戻ってくるかもしれません。何キロも離れて探し回るより効果的です。

このときテレビの音量や話し声は小さめに。不安になった猫がニャーニャーと声を出していることがあるので、聞き逃さないようにしましょう。

家出猫の探し方⑤　どうしても見つからない・戻ってこない場合

なかなか見つからない場合は早めに各所に届出を。具体的には

・警察

・地域の動物保護施設

・保健所

です。警察に届出を出しても探してくれる可能性は低いですが、拾得物として連絡が来る可能性があります。

保護施設や保健所にも必ず連絡しましょう。首輪を付けていれば良いのですが、そうでない場合は野良猫と判断されてしまう可能性があります。

連絡が済んだら、引き続き捜索をしつつ連絡を待ちましょう。

家出猫の探し方⑥　無事帰ってきたら

動物病院に連れて行きましょう。ごく短時間の家出であれば心配ありませんが、そうでない場合は野良猫の接触によりノミ・ダニやその他の感染症を移されている可能性があります。特に耳ダニなんかは要注意です。感染力が強いので。

まとめ

以上、家出猫の探し方でした。

普段から注意をして家出させないのが一番ですが、万が一いなくなってしまった場合の参考にして下さい。

また、飼い猫には必ず首輪を付けて連絡先を記入しておくことをおすすめします（ウチはそれで見つかったことがあります）。

家出猫の探し方① まずは探しに行く準備

家出猫の探し方② 自宅周辺を徹底的に探す

家出猫の探し方③ 見つけてもいきなり駆け寄らない

家出猫の探し方④ どうしても見つからない場合は自宅待機

家出猫の探し方⑤ どうしても見つからない・戻ってこない場合

家出猫の探し方⑥ 無事帰ってきたら

まとめ

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