もし災害がおきたら、ペットはどうする?

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もし自分が暮らしている地域で災害が発生した場合、ペットはどのように扱えばよいのでしょうか?

災害は他人事ではない

日本は自然災害が多い国です。特に地震の発生率は半端ではありません。
下記をご覧ください。
”日本の国土は、地震・火山噴火などの災害が発生しやすく、世界全体に占める日本の災害発生割合は、マグニチュード6以上の地震回数は世界で発生した地震のうち20.5%が日本で発生。活火山数は世界全体の7.1%がこの狭い日本に集中しています。この割合は世界の0.25%の国土面積に対して非常に高くなっているといえます。
世界で発生するマグニチュード6以上の地震の、およそ五分の一が日本で発生しているそうです。また、東日本大震災を超える被害をもたらすといわれる南海トラフ巨大地震は、今後30年以内に高い確率で発生する、と言われています。
他にも台風やゲリラ豪雨など、わたしたちの生活は常に災害と隣り合わせです。

災害発生時は同行避難が基本

災害が起こった時に飼い主はペットと同行避難することが基本である
とされています。
過去の災害では、飼い主とペットが離れ離れになってしまう状況がたいへん多かったそうです。ペットを避難所に連れて行くことを躊躇する人が多かったためだとか。「周りに迷惑をかけてしまうのではないか?」という心理が働いてしまうのかもしれません。
しかし災害時に自宅にペットだけを残していくことはできませんし、飼い主がペットともに残るというのも危険です。避難所から少し離れて、ペットと一緒に車内生活をする人もいたようですが、これは人と動物双方の健康にとってあまりよくないことでしょう。
やはりガイドラインに沿ってペットと共に避難所に向かうのが最善です。

同行避難時の注意点

とはいえ、避難所にペットを連れて行く際はやはり周囲への配慮が必要不可欠です。
上記のガイドラインによると、飼い主が平常時に備えておくべき事項について、以下のように示されています。
● 普段の暮らしの中での防災対策
● ペットのしつけと健康管理
● ペットが迷子にならないための対策(マイクロチップ等による所有者明示)
● ペット用の避難用品や備蓄品の確保
● 避難所や避難ルートの確認等
● 災害時の心がまえ
避難所には大勢の人がいます。中には動物を嫌う人やアレルギーの人もいるかもしれません。過去の災害では、臭いや犬のほえ声によるトラブルも多かったそうです。
ガイドラインを参考に、ペットも飼い主も共に安全に避難ができるよう備えておきましょう。
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