猫を飼うならトイレ環境に気を配ろう

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猫はトイレに神経質

猫を飼う上で、トイレは特に気を配りたいポイントの一つです。
間違ったトイレ選びは猫と飼い主のストレスの原因になりかねません。

猫と飼い主、双方のために快適なトイレ環境を

本来、猫のトイレのしつけはペットの中では容易な部類です。容器と砂を用意しておけば、特に教えなくてもそこで用を足してくれます。
しかし、猫は神経質な動物でもあります。何か不十分な点があると、そのトイレは使ってくれなくなります。使用を拒否された場合、家中で粗相をされるなどということにもなりかねません。そうなると飼い主である人間が受けるストレスも甚大です。
ではそんな悲劇を回避するために、注意すべきポイントはどのようなことでしょうか?

トイレ選びは猫目線で

まずは猫目線で考えてみましょう。
猫を飼っていると、毛づくろいが好きな生き物であることに気づきます。
一日中、暇さえあれば毛づくろいをしています。
猫が毛づくろいをする理由はたくさんありますが、第一の理由はもちろん「身体を清潔にする事」。とってもきれい好きな生き物なんです。
それに、前述のとおり猫はとっても神経質。用を足した後は必ず砂をかけて隠す習性があります。そうすることで、自分のにおいや痕跡を残さないように注意しているわけです。
猫に限らず動物を飼うときは、こうした本来の性質を考えてあげなければ多大なストレスを与えてしまうことになります。

トイレ選びのポイント(猫目線)

①常に清潔で新しい砂がある
②食事をする場所から遠い
③落ち着く場所(あまり人が通らず、目に付かない場所)にある
④ある程度の大きさがある
これらの条件を満たしている必要があります。
①・②は衛生の観点からいって当然ですね。
③は注意しましょう。前述の通り猫は神経質です。落ち着かない場所にトイレがあると、使用を拒否されてしまいます。
④も見落としがち。海外の研究機関の調査によると、体がすっぽり収まる大きさのものが安心するようです。
これらの条件が整っていれば、猫がストレスを受ける可能性は低いでしょう。
自分から進んで使ってくれると思います。

 トイレ選びのポイント(人間目線)

以上は猫の視点から考えるべき注意点でしたが、それを踏まえつつ人間の都合も考慮しなければいけません。
では人間にとって注意すべき点とは?
①清掃をしやすい
②砂は処理しやすいもの(ごみの分別、重さ等)
まず①。猫のトイレは箱型・ドーム型・システムトイレなどがありますが、いずれを選ぶにしても清掃しやすいことが絶対条件です。毎日こまめに砂を換えていても、本体とその周辺はあっという間に汚れるので頻繁に清掃をすることになります。
その負担・手間を少しでも減らすために、作業しやすいものを選びましょう。
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